そもそも、頭皮にカラー剤をつけるとどうなるのでしょうか？
頭皮にカラー剤を付けることで頭皮の水分量が10%なくなり、頭皮が酸化。
それにより白髪が増加するという考えがあります。
白髪染め(グレイカラー)はファッションカラーよりアルカリ性が強いものが多いので、より老化を促進してしまう恐れがあります。

ゼロテクカラーとは、頭皮につけないカラー塗布方法のことです。
カラー剤を頭皮につけないことで、頭皮の酸化を結果的に防ぐことにつながります。
このゼロテクカラーにて、ファッションカラーで白髪染めを行うことで”脱白髪染め”を行うことができます。
頭皮ギリギリから塗布しますので、今までの塗布の仕方と仕上がりに変わりはありません。
むしろ細かいコームで塗布するので、髪一本一本にカラー剤が付くため、染まりづらい方も染まりやすくなります。
通常頭皮につけて塗ると体温で根元が明るくなりやすいのですが、自然な赤みが出ない仕上がりになります。
仕上がりも【白髪染め】をした感がなく、自然な仕上がりです。

脱白髪染めをする事で3年後、5年後もお客様へ綺麗な髪でいてもらいたいと思っています。
先の話は誰にもわかりませんが、白髪の増加率も変わります。
ゼロテクカラーで脱白髪染めをしながらハイライトでベースを明るくする事で、白髪が目立たないヘアスタイルになります。
ブリーチ剤を使って沢山入れすぎるとダメージにも繋がりますし、変化が出過ぎて馴染まない方も多いと思います。
そこで、ブリーチは使用せず自然な極細ハイライトを顔まわりに入れる事で、少しずつベースを整えていきます。
一度で作るのではなく、少しずつ作り込んでいくイメージです。