湿気の多い梅雨の時期から夏にかけてくせ毛に悩まされる方は多いはず。
当店でも梅雨の時期になると縮毛矯正をされるお客様も多くいらっしゃいます。
今回は、くせ毛やうねりに悩んでいる方の為に縮毛矯正について解説します。
湿気が増えることにより、髪内部のタンパク質のバランスが偏ることでくせ毛が強くでてきます。髪の毛を構成しているタンパク質には”水分で膨らみやすいタンパク質”と”水分で膨らみにくいタンパク質”があります。
そのタンパク質がバランス良くついてないと、バランス良く広がらずにクセが、強くなります。
●縮毛矯正
縮毛矯正の方がクセが綺麗に伸びます。アイロンの熱でタンパク質を変形させるので、仕上がりがサラサラになります。
ただし、タンパク質は熱に弱いので時間が経つと髪が硬くなりやすいというデメリットもあります。
また、クセが綺麗に伸びる分、新生部が伸びてくると根元のクセが気になってしまいます。
●ストレートパーマ
アイロンを通さないため、ややクセが残ることもありますが、縮毛矯正より柔らかい仕上がりになります。
新生部が伸びてきてもクセと馴染みやすく、自然な印象になります。
髪の等電帯(安定した状態)の弱酸性に近い状態での施術の為、通常のパーマであれば切るたんぱく質の結合を繋げたままストレートができます。
そのため、ダメージレスでくせ毛を改善することが可能です。
ダメージ毛やエイジング毛へも施術出来ます。
一方で、薬剤が優しい為、通常の縮毛矯正より技術力が必要な分、業界での浸透はアルカリの縮毛矯正に比べると弱いです。
また、アイロンで癖を伸ばす作業が特殊な為多少時間がかかってしまいます。
ストカールであれば、癖を伸ばしながら毛先ワンカール入る為、ご自宅での再現性が高くなります。
毛先が曲がるだけで縮毛矯正、ストレートパーマの硬い印象から柔らかい印象になるのでおすすめです。
しかし、縮毛矯正やストレートパーマと違い、毛先への形状を求める分毛先のダメージもあるため、毛髪の状態によっては施術が難しくなります。
いかがでしたか?
梅雨の時期に限らず、くせ毛やうねりで思うようなスタイリングができない方、この記事を読んで縮毛矯正、酸性ストレートにご興味を持った方はお気軽にご来店ください。
縮毛矯正か、酸性ストレートか、ストカールか、迷った場合は相談クーポンもございますので、髪の毛の状態を確認したうえでご提案させていただきます。
また、縮毛矯正の失敗例について知りたい方はこちらをご覧ください⇓
【くせ毛×髪型】縮毛矯正の失敗例とは?くせ毛を活かしたおすすめの髪型に